医療法人 創仁会 東日本診療所

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X線とコンピューターを使い、全身の輪切りの絵を連続して撮ることで、頭・胸部・腹部の内部の構造を精密に検査する手段のことです。 検査自体には痛み・苦痛をほとんど伴いませんが、「息をとめてください」とか「体を動かさないでください」など、様々な制約があります。 また必要に応じて造影剤を使用する場合があります。



放射線は一般的にガンの発生に関係すると言われています。そのため、不必要な検査は出来るだけ行わない様にしています。 また、最近の機器の発達と放射線を取り扱う関係者の努力により、X線被爆の量は十分に小さくなっていますし、 連続回転式CTスキャナは大幅な時間の短縮を可能にしています。 放射線の人体に与える危険性は、喫煙や交通事故の危険性よりずっと小さいので、 検査で得られる利益の方が放射線で受ける危険性より大きいといえます。 ただし、妊婦や小児は、放射線の影響を受けやすいので、必ず医師にご相談ください。



スリップリング方式連続回転CTスキャナによりボリュームスキャンが可能となり、 従来大変に時間がかかっていた検査が大幅に短縮されました。

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ボリュームスキャンは体軸方向のデータを逃さず捉える事ができます。また、スキャン計測の高速化によって、 一呼吸で目的の臓器をスキャンすることも可能となり、呼吸で体が動くことによっておこる臓器の移動による、 スライス間のデータの欠落やズレのない、精度の良いCT検査が行えます。 従来、発見が困難とされていた10mm以下の腫瘤陰影をみつけ、がんの早期発見に努めています。

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